JIS認証
- 三多摩生コンクリート協同組合内各工場は、JIS認証制度のもとJIS工場として認証を取得し、更に建築学会JASS5、土木学会仕様書等の規格をも満たすJIS規格に適合したコンクリートを製造しています。
- 又、各工場はJISの規格を超える強度のコンクリートに対応する為、建築基準法第37条二号の高強度コンクリート単独大臣認定を取得し、高流動、高強度の需要に対応しております。
工場における品質管理
- 各工場にはコンクリート主任技士及びコンクリート技士が常駐し、品質管理に取り組んでおります。
- 品質管理の一環として各工場は、計量値及び単位量記録(計量印字記録)設備の整備を完了しています。
- 各工場は1年に1回基準配合のコンクリート長さ変化試験を実施し、乾燥収縮率を測定しております。
- 静弾性係数(ヤング率)に関しても試験を実施しデータを把握しております。
- 製造工程、製品検査として組合員工場では、より良い品質のコンクリートを製造するため、図のように原材料受入から荷卸しまで品質管理及び検査を実施しております。
監査制度に関して
- 昭和54年から開始された品質管理監査制度を拡充し、平成9年に全国統一品質管理監査基準が導入され、更に平成12年より全国統一品質管理監査に適合し良好な品質が維持されている生コン工場に対し、㊜マーク制度が採用されゼネコン、公的機関等外部への適合性をアピールしております。
- この㊜マーク制度は、中立性、透明性、公平性を図る為、産・官・学の体制からなる全国統一品質理監査制度を発展させ、全国生コンクリート品質管理監査会議が策定した全国統一品質管理監査基準に基づき、地区品質管理監査会議が工場立入監査を実施し与えられる制度です。
- 東京都工組に「東京都生コンクリート品質管理監査会議」が設置され、三多摩生コンクリート協同組合はここから監査を受検しています。
- 平成28年度は、この制度の下130項目に亘る監査が実施されます。
- 三多摩生コンクリート協同組合内各工場は、全工場にこの㊜マークに適合しております。
組合独自の品質管理
- 三多摩協組内各工場は、全国統一品質管理監査制度による㊜マークに適合し、更に三多摩協組としての品質管理監査を年2回の頻度で実施し、全国統一品質管理監査の補完としております。
- 使用原材料(セメント、粗骨材、細骨材)の社内規格との適合性に関して監査を実施しております。
- 三多摩協組独自の細粗骨材抜取り監査を実施し、サンプルを協同組合に掲示しております。
技術力向上に向けて
- コンクリート診断士による、各工場への技術アドバイス体制を整備しました。
- 需要家である建設会社のご協力を仰ぎ講師派遣を頂き、組合員の技術力向上のため講習会を開催しております。